大事なことはプログラミングだけに没頭しないことです。

プログラミングで作品を作り上げていく過程では、様々な経験や知識が必要です。

自然の中でのびのびと遊ぶこと。本を沢山読むこと。芸術やスポーツ、音楽、もちろん主要５教科などなど・・・

様々な遊びや学習で得た経験や知識がプログラミングにも生かされます。
プログラムを作るアイデアのタネになります。
プログラムがうまく動かないときの問題解決のヒントになります。

プログラミングを学ぶ中で試行錯誤し問題を解決する能力が養われるのはもちろんですが、そのエネルギーやヒントはプログラミング以外のところから得られることは多々あります。

子どもさんは、プログラミング以外のことにも興味のあることがきっと沢山あると思います。いろいろなことに挑戦させてあげることで、パソコン漬けにならずに済むのではないでしょうか。

もし仮に、パソコン漬けになって困ることはどんなことでしょうか。

・ネット犯罪に巻き込まれる？
・逆にネット犯罪に手を染める？

それはパソコンやプログラミングのせいではありません。

銃社会のアメリカでは銃が犯罪に使われることを懸念して「銃規制」しようという動きがあります。
でも、それは「銃」が悪いのではなく、使う人間が悪いといった側面もあります。
（そのような人間を創りだしてしまった社会背景や教育環境にも要因があるでしょう。）

包丁が殺人の道具として使われるからといって、「包丁規制」という議論にはなりませんよね。
道具は使う人によって凶器にもなれば利器にもなります。

それは、パソコンやプログラミングでも同じことです。
犯罪に巻き込まれるのも犯罪を犯すのも、道具を使う人間の意識にかかってきます。

こどもさんが犯罪に巻き込まれないように、周りの大人のみなさんがモラル教育をしてあげてください。

教室でももちろんネット社会の危険な面について織り込みながらレッスンを進めます。

そして、心配な気持ちがあるなら、そっと見守ってあげて下さい。
信じてあげてください。

・人と人とのコミュニケーションがとれなくなる？

極端にプログラミングだけにのめり込んでしまうと、一時的にはそうなってしまうことも無いとはいえません。

ですが、課題にぶつかったとき、どうしても作品を作り上げたいという目標と情熱があるなら、どうにかしてその課題を克服しようと努力します。

その過程で人とのコミュニケーションが必要になる部分が少なからず訪れます。
そして作品が出来上がったとき、誰かに評価してほしくなるものです。

その過程で人とのコミュニケーションが必要になる部分が少なからず訪れます。
コミュニケーションを取ろうと自発的に動き出す時が来るのです。

そのときに、応援してあげて下さい。後押ししてあげて下さい。

★むしろ、パソコン漬けになるほどのめり込む子どもなら、将来天才プログラマー・起業家になる可能性だってあります。

世の中を変える大発明をする可能性だってあります。
こどもさんの可能性を信じましょう。

詭弁ですかね・・・？（苦笑）

— つぶやき　その１ —

そういえば、IT関係の大起業家はたくさんいますが、大犯罪者ってあまり聞きませんね・・・。

※IT関係の大起業家・・・

・ビル・ゲイツ（Windows, Word, Excelのマイクロソフトを創立）

・スティーブ・ジョブズ（iPhone, iPad, iPod, Macのアップルを創立）

・マーク・ザッカーバーグ（facebookを創立）

・孫正義（ソフトバンクを創立）

ほかにもいっぱい

— つぶやき　その２ —

ゲームで遊ぶことにのめり込んでも、世の中を変える大発明は生まれないでしょう。

でも、ゲームを作ることにのめり込むと、世の中を変える大発明をする可能性はあるでしょう。