今日は少々コーチング的な話題です。
説教くさいと思われるかもしれません。
自分のことを棚に上げて、身の程知らずですみません。
「出る杭(クイ)は打たれる」という言葉があります。
これから将来を担う子どもさんや、子どもにかぎらず大人でも目標をもって事を成し遂げようとしている人が、組織やコミュニティ内でどう振る舞えば良いのか考えさせられます。
「打たれて潰されないように、出すぎなさんな・・・」
という考え方もあれば・・・
「打たれる人こそが将来大きなことを成し遂げるんだよ」
という考え方もあります。
個人的には後者のほうが好きです。
打たれても打たれても出続ける杭が本物なのかなあ?とも思います。
潰してやろうという悪意に打たれても信念を貫いて進んでいける人が本物かな?・・・とか。
(私自身は出る杭ではなく、あえて言うなら引っ込んで目立たないように隠れている杭(?)ですので、出る杭に憧れる部分もあったりします。)
打たれて潰れてしまった場合、ドライに行ってしまえばそこまでの能力・やる気しかなかったということ。
人によって向き不向きもありますから、不向きだった可能性もあります。
仮にうまくいかなくても、「自分には向いていなかった」ことが分かったわけです。
その事実を受け止めて収穫として捉えるとよいのではないでしょうか。
そして、早めに次に挑戦する。次の出る杭となるべく新しい別のテーマに取り組めばいいのではないかと思います。
出る杭は打たれるから、打たれないようにおとなしくしていよう・・・という考え方にとらわれてしまうと、なにも文句を言わずに働く機械になってしまう危険性もあります。
昭和の戦後の大量生産・高度成長期のように工場で働く人材を多く必要としていた時代にはこれでよかったかもしれません。
でも、今の時代はそうではありません。
機械のようにしか働けない人間は、産業用ロボットやソフトウェアによって仕事を奪われ、とって変わられていく運命をたどることでしょう。
打たれても打たれても出る杭になれるような自分の得意分野を見つけて伸ばしましょう!
ただひとつ、杭の出方にも気をつけたいところです。
決して、周囲の人に対して非礼があってはいけないと思うのです。
周囲と円滑なコミュニケーションを取ることで、打たれにくい環境を整えることもできます。
出る杭を打ちたくなる側の理由のひとつには「妬み(ねたみ)」の感情があるように思えます。
余計な妬みの感情を持たれないためには、あらかじめ周囲の人に相談するとか、謙虚に受け止めるとか、良い人間関係の下地をつくっておくことも大事かなあ?と思います。
他にも、「自分勝手」な印象を与えてしまうと、「なんだあいつ?」という感情が生まれやすいです。
本人が「自分勝手な意識」を持っていないとしても、周囲にそう思われてしまうこともあります。
だからこそ、周囲との円滑なコミュニケーションは大事だと思います。
周囲とうまくやりつつ、出る杭になれたらいいですね〜。
あ・・・・、それが難しいから打たれるんですかね・・・?(汗)
コトバンク(https://kotobank.jp/word/出る杭は打たれる-577183)
デジタル大辞泉の解説によると
1.才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる。
2.さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける。
大辞林 第三版の解説によると
1.頭角を現す者はとかく他の人から憎まれ邪魔をされる。
2.よけいなことをする者は他から制裁を受ける。
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