パソコンの1番のいいところは、手間を省けることです。
仕組みを作っておきさえすれば、
今まで1時間も2時間もかかっていた仕事が3秒で終わるようになります。
生徒さんが持ってきたご相談で、いい例が(捕れたての活きのいいヤツ(笑))が入りましたのでお届けします。
「賃金台帳」…印刷して労務士さんに提出するもの
「給与明細」…印刷して従業員一人ひとりに切り分けて渡すもの
の2つをExcelの2つのファイルで作られていました。
<ご質問>
「賃金台帳」の内容を「給与明細」に手入力で書き写しているんだけど、コピーするにはどうしたら良いか?
<考察>
下に、「賃金台帳」「給与明細」の2つのファイルを
私の記憶を元に模式的に再現したものを示します。
実際にはもっと横に長く何列もありました。
よくよく話を聞き見比べると、違いは一人ひとりに項目名があるかないかだけでした。
それなら、賃金台帳の方に項目名をデータ上は追加しておいて、
労務士さんに渡すものを印刷するときは項目名を非表示にして印刷すればいままでどおりの見た目
従業員に給与明細として渡すときは項目名を表示した状態で印刷して切り分ければいいんじゃないの?
そうすれば給与明細という別ファイルを毎回毎回作る手間も省けるのでは?
<解決策>
賃金台帳の一人ひとりに項目名を行挿入して追加。
従業員数が十数名ですので、項目行を十数回表示非表示にしていたら手間がかかって大変です。
ですので、一人ひとりの項目行の表示・非表示はマクロで一発処理できるようにしました。
結果、このようになります。
(YouTubeのサイトへ飛べば全画面で大きく見ることができます)
生徒さん「すご〜い!!手品みたい!!」
はい、、たしかに仕掛けがあるので手品と言われれば手品・・・?
かもしれませんね。(笑)
喜んでいただけて、こちらも嬉しかったです。
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