前回の「エクセルで作るカレンダー」のつづきです。
前回はとりあえずひと月分の枠を整え、日付を手入力しました。
(前回の内容はこちら)
12ヶ月分をその手法で一つ一つ作ってもいいのですが、時間と手間がかかってしまいます。
ですので、今回は、他の月を作るときに少しラクをできる仕掛けを作っていきます。
ひとまず、前回の仕上げとして、月名を入れるところから始めます。
1行目の高さを50にし、セルD4に「2月」と入れる。
今年2019年の2月に相当。
他の月を作るとき、なるべく手間を省きたい。
現状では、各セルに数字を直接入力しているので、
他の月を作るときにシートをコピーしたとしてもひと月分の日付の数字をすべて打ち込む必要がある。
(オートフィルを使ったとしても)
その手間を少し軽減する方法として、
前の日付に1を足す数式を入れることをする。
1週目は、どこに1日が来るのかは月によって違うのでとりあえずいじらない。
2週目は、日曜日(セルA7)は1週目の土曜日+1なので
=G3+1
とする。
enterキーで確定すると、図3のようにちゃん1週目の土曜日+1の数字、ここでは「3」となる。
2週目月曜日(セルB7)は、
=A7+1
とする。
セルB7を土曜日のセルG7までオートフィルでコピーする。
ここで、試しに1月の第1土曜日は5日なのでセルG3を5に書き換えてみよう。
図5のように、第2週が6〜12に自動的に書き換わる。
3〜5週目にも同様に数式を入れよう。
セルA7〜G10を選択して、下にオートフィルでコピーするとよい。
図6のようになる。
5週目金土に32とか33とか入るが、ご愛敬。
仕上げの段階で消せばいい。
(IF関数を使って表示しないようにすることもできるが、それは次回・・・があれば次回)
ちなみに・・・、さらに汎用性を持たせる。
第1週土曜を1に書き換えてみよう。
第5週土曜に29が入り、仮に31日まである月だとマスが足りないことがわかる。
図8のようにセルA15からG18までを選択し、
4行分下にオートフィルでコピーしよう。
図10のようになる。
23行目の高さは60にしておこう。(3, 7, 11, 15,19行目と同様に)
これで、1週目だけ数字を入れれば2週目以降は自動的に数字が入るようになった。
ひとまず、ここまで。
完成済みサンプルファイル(Excel)は下記リンクをクリックするとダウンロードできます。
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