先日の某新聞の朝刊の広告欄で、中古ノートパソコン1万9800円(税別)というのがありました。
この中古PC販売会社の広告は比較的良心的。
パソコンの型番がしっかりと記載されているのです。
CPU: Core i3
メモリ:4GB
HDD:250GB
オフィスソフト付属(メーカー・ブランド・製品名など不明)
はがき作成ソフト付属(メーカー・ブランド・製品名など不明)
1年保証付き
Core i3と言っても、2010年前後に発売された第1世代〜2018年に発売された第9世代までありますので、CPUの型番が書かれていないのは少々不親切。
(世代によって性能は異なり、古い世代ほど処理能力が低い傾向があるため。)
ただ、PC本体の型番が明記されているので調べることができます。
この型番(PC-VK24LAZCE)で調べたところ、中古市場では14,200円(税込)(送料1,000円〜)
https://kakaku.com/used/pc/ca=0020/shop/17035/pcon541195991/
でした。
(ただし、メモリ2GB。広告の製品の半分)
2012年5月発売の製品のようです。
モニタ解像度は1366 x 768、重量は不明ですがこの時代の一般的なノートPCなので推定2.5kg前後。
付属ソフトなどもついて(どういう素性のソフトなのか不明ですが)、メモリも4GBということも加味すると19,800円は法外な値段ではないと思います。
あくまで推測ですが、
2万円程度のパソコンにマイクロソフトオフィスが付属しているはずはないので
おそらくWPSオフィス・・・、(amazonで6千円程度で売られています)
中古PC本体14,000+メモリ2GB増設+WPSオフィス6,000円で合計2万円ちょっと・・・ってところでしょうか。
WPSオフィスだと足が出るから、もしかしたら無料のLibre Officeという可能性もありますが・・・。
CPUは第2世代のCore i3 2370M 2.4GHz
のようです。
このCPUの客観的な実力をPassMark.comでのCPU Markを調べると、
2776です。
果たして、快適に動作するかどうか・・・は、使ってみないことにはわかりません。
ストレージがHDDの代わりにSSDだったら、CPUスコア2700くらいでもそこそこ快適に使えると思いますがHDDですからねぇ・・・。
これくらいのCPUスコアの新品ノートパソコンはいくらくらいなのか?
価格.comで調べてみました。
CPUスコア2000以上のもので最安値(2019/02/20時点)は、34,538円(税込)
Dell Vostro15 3000 CPU: Pentium Silver N5000 1.1GHz CPUスコア:2442
メモリ4GB、HDD: 1TB。
んん〜、微妙。
これよりも、少し値段は高くなるけれど
Lenovo Ideapad 330S 44,513円(税込)
CPU: Pentium Dual-Core 4415U 2.3GHz CPUスコア:3144
メモリ4GB、SSD:128GB
重量:1.67kg(かろうじてモバイルかな)
モニタ解像度:1920 x 1080(フルHD)
の方がおすすめしたい感じです。
SSDなので、快適動作するはず・・・。容量は小さいけど。
重量も軽め。モニタ解像度もフルHDなので鮮明なはず。
総合的に悪くない。
新品なので、インターフェイス・メモリの規格・WiFiの規格なども最新でしょうから中古の2012年製品よりも各種足回りも速いでしょう。
2012年の中古パソコンに2万円払うか、
2018年発売の新品パソコンに4.5万円払うか。
後者のほうが前者よりも明らかに長く使えると思います。
が、何を重視するかによって判断は分かれるところだと思います。
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