エクセルで、下図のように「第1回」〜「第6回」を打つ場面があるとします。
「第1回」と打つのに仮に10秒かかるとします。
ひとつひとつ打って「第6回」まで打てば、60秒かかります。
「オートフィル」を知っていれば、
「第1回」を打った後にオートフィルで「第6回」までズルズルっと引っ張って完成です。
オートフィルに3秒だとしたら、「第1回」を打つだけの10秒と合計で13秒。
ひとつひとつ全て打つのに比べて、約5分の1の時間で済みます。
さらに、タイピングのスピードが速くなったとしましょう。
「第1回」を3秒で打てたとします。
すると、オートフィル3秒と合わせて合計でたったの6秒!
なんと、10分の1の時間に短縮です。
「知識があればできること」と「トレーニングによってできるようになること」
この事例で、
「オートフィル」は知識があればできることです。
「タイピングのスピード」はトレーニングによってできるようになることです。
パソコンを使いこなせるようになるためには、「知識」と「トレーニング」の両方が必要です。
さらに、
仮に「オートフィルという機能があることを知っていた」としても、
「この場面でそれを使ったら効率が良い」ということに気づけるかどうか?
それも「トレーニング」によって経験や勘が養われます。
教室をトレーニングルームとして使っていただければありがたく思います。
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