「ご自身で所有のパソコンの性能を客観的に評価したい」と思ったら、まずはCPUがどれほどの実力なのかを調べてみることをオススメします。
それには、CPUの型番を把握することが必要です。
CPUの型番
Windows10の場合、CPUの型番は「スタート」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」とたどりましょう。
![](https://i1.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/ef1db4a201700486f2e2b199153b31da.jpg?fit=640%2C455&ssl=1)
「プロセッサ」の欄に書かれているもの、この例ではCore i5-7400が型番です。
CPUスコアを調べる
CPU型番をCPU Benchmarksのページ
で、右上の検索欄に入れてください。まずは虫眼鏡アイコンをクリック。
![](https://i2.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/0e183ef8d42b26d06b3b6b12fae55f6e.png?fit=640%2C111&ssl=1)
型番を入力、enterキー(またはreturnキー)を押す。
![](https://i0.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/0ba4ab6a7d9b849a86a4203be1bf7ee3.png?w=640&ssl=1)
検索結果一覧で、「Price performance comparison」というキーワードが書かれている項目をクリック。
![](https://i2.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/6403a22901788097fea94c5319c51fe5.png?fit=640%2C351&ssl=1)
そのCPUのページが開きます。
CPUスコア(他、各種情報)を見られます。
価格.comでのCPUスコア欄に記載されている数値は、このサイトを情報源としています。
![](https://i2.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/c76b9af8cb360f62b97778650d8d8724.png?fit=640%2C429&ssl=1)
このページを下にスクロールしていくと、他のCPUの参考値が見られます。
![](https://i1.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/230780f969848187954677653f81826b.png?fit=640%2C358&ssl=1)
すぐ上が8000台、すぐ下が6000台、7241とは少し開きがあって比較としてはイマイチ実力がつかみづらいかもしれません。
近いCPUスコアのものと比較
もう少し相対的に評価しようと思ったら、左のメニューに「High End」「High Mid Range」「Low Mid Range」「Low End」という4つのランク分けされた項目があります。
![](https://i0.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/97abbcb897d4a202e7e161e08a98a50a.png?fit=640%2C149&ssl=1)
試しに「High End」を見てみると・・・
![](https://i2.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/c589b55d9954afa3191b3fba1308ab0d.png?fit=640%2C244&ssl=1)
CPUスコアが5万超えとか4万超えとか、比較にならないくらい超高性能なものが上位にいます。
下〜に、下〜に、スクロールしていくと、(結構下です)
![](https://i0.wp.com/ex03.drmpls.com/wp-content/uploads/2020/03/592f5e4778eff02520213b14ee6f9bfb.png?fit=640%2C241&ssl=1)
今調べているi5-7400、ありました。
旧世代と比較すると、第2世代i7(2960XM 2.70GHz)とか第4世代i7(4700EQ 2.40GHz)と似たような処理速度のようです。
新世代と比較すると、第8世代i3(8100T 3.10GHz)と似たようなものですね。
ザクッというと、旧世代の高性能品と同等。新世代なら比較的安価品と同等性能、ということになります。
ちなみにCPUスコア6600くらいまではHigh Endのページに載ってます。
これで、おおまかなCPUの性能が把握できます。
「パソコンの動きが遅いな〜・・・」と思ったとき、改善の余地があるかどうかも占うことができます。
High End、High Mid Rangeあたりのものなら、ソフトウェア的な対処(例えばストレージの最適化やレジストリのクリーンアップなど)で体感速度向上の余地はあるでしょう。
また、ハードウェア的な対処(例えばメモリ増設、HDD搭載マシンだったらSSDに交換)での効果も期待できます。
しかしながら、Low EndのCPUなら元々CPU自体が遅いので、改善の余地はほぼありません。Low Mid Rangeも微妙なところのように感じます。やってみて効果があるかないか試してみないとわからない・・・といったところでしょうか。
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