2018年1月4日のブログで、「スマホ・タブレットはどこまでパソコンの代替になるか」という記事を書きました。

 これは、その第2段的な感じの内容です。

 ちなみに当時の結論としては、作業効率の良さの観点から「まだまだパソコンの方が使いやすい」というものでした。

MacBookPro 13インチ 2016年モデル 入院

 文字入力中、「N」キーが複数回打たさる(※注1)事象が発生しました。
 調べてみたところ、当該モデルではキーボードの不具合が多数見られるため、「MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」という無償修理対応が実施されているようで、それに該当しそうに感じました。

 アップルのサポート(最近はチャットでできるんですね。)に連絡、配送修理で集荷してもらいました。

※注1の解説

北海道弁「○○さる」:意図していないのにそうなってしまう、自分の意思に反してそうなってしまう状態を表現する言い回し。

使用例:押ささる、言わさる、食べらさる、聞かさる、など。
文例:「あああ〜〜〜、美味しくてついつい食べらさるわぁ〜〜〜!太っちゃううううぅぅ!」

 ということで、約2年半ぶりにメインマシンが無い状態。
 iPadでなんとかなるかどうか、試してみているところです。

検証に使っているのは、iPad Pro 12.9インチ(2018年モデル・第3世代)です。

 現在その状態で4日目ですが、使用感としては

外付けキーボードがあれば、そこそこ使える。

 です。
 とはいうものの、やはりまだ不便に感じる部分はありますので、完全にパソコンの代替として使うにはもう少し・・・。あと一歩及ばずといったところ。それでも前よりはかなり良くなった、という印象です。

WordPressなら、まあまあイケる

 このサイトもなのですが、現在私が管理しているサイトはWordPressで作っています。
 前回の記事のときは、iPad miniで外付けキーボードも使わずにWordPressに文字入力したりコピペしていました。その状態で操作性がイマイチと感じました。
 今回はiPad Pro 12.9インチ+外付けキーボードという環境の違いがあります。
 外付けキーボードがあれば、文字入力がかなり楽です。
 コピペの際も[⌘(コマンド)]+[C]、[⌘(コマンド)]+[V]のキーコンビネーション(ショートカットキー)が使えます。
 矢印キーでカーソルの位置を微調整もできます。

 そういう意味では、「結局物理キーボードがあった方が良い」という結論な訳でして・・・、だったら「MacBookでいいじゃん」っていう気もしないでもないです。先祖返りというか、本末転倒と言いますが・・・。

自動変換が便利な時もあれば不便な時もある

 iPadでは、文字入力の際に自動変換されるんです。

 日本語入力では変換キー(スペースキー)を押さなくてもほぼ思い通りに変換されたりして入力の手間軽減+入力速度アップになっているように感じます。

 ・・・が、意図しない変換になった時がちょっと面倒です。

 例えば、

 行頭で「iPad」と打つと「IPad」というように、1文字目が大文字になってしまいます。

 先ほども、「打たさる」と打とうとした時、「うたさる」では思う通りの変換になりませんので(北海道弁だからと推測されます)、「打」でまず確定。そのあとに「たさる」と打つと同時に「田申」に変換されてしまい、なかなかひらがなに戻すことができずに時間を浪費しました。パソコンなら[ESC]キーですぐに変換前に戻せるのですが・・・

 勝手に変換される機能の停止とか、設定でなんとかできるのでしょうか?そこまで検証していません。

「メモ」の検索が弱すぎる

 Macと常に同期される「メモ」、便利です。
 Macではメモ内で単語を検索するときに[⌘(コマンド)]+[F]でできます。
 なので、すぐに探したい言葉が見つかります。
 が、iPadのメモでは、ソフトウェアキーボードに[⌘(コマンド)]キーが見当たりませんのでそのような検索は使えません。ですので、探したい言葉を探すのが大変です。
 iPadの場合も外付けキーボードがあれば[⌘(コマンド)]+[F]でメモ内を検索できますので、やはり外付けキーボードがあれば、まあなんとかなります。

 でも、ここで結局「じゃあ、MacBookでいいじゃん。」ってところに回帰してしまいます。

 外付けキーボード無しでも、MacとiPadで同期できるメモ機能を実現できるアプリ・・・、Evernote使えばいいでしょうかね?と考えつつあります。

複数ウィンドウを開いて使えない

 これは前回の検証でも取り上げていますので、今さら言っても仕方ないですしiPad OSがそういう仕様なのですからどうしようもないことなのです。

 スプリットビューやスライドオーバー機能を使えばある程度はなんとかなるものの、帯に短しです。

会計用アプリだけはMacを使用

 会計用のアプリ(ソフト)、普段使っているものはMac版しかないため、これだけはどうしてもMacを使うしかありません。
 古いMacBook Air (2010年モデル 11インチ)、OSは2世代前で止まっているものでなんとか代用です。

 ですが、これもウェブベースで使えるような会計アプリを使えば、iPadで用は足りるかもしれません。

 今回、どうしてもMacでやらなきゃならないことって、実はこの会計アプリくらいではありました。

今回の結論

外付けキーボードがあれば、結構なんとかなる。
WordPressでのサイト(ブログ)執筆程度なら、ホントそこそこOK。
でも、それなりにクセを理解してうまく使いこなす工夫は必要。

でも、私はMacBookシリーズを使った方が作業効率が良いと感じます。
まだまだiPadはノートパソコンを完全に置き換えるまでには至らない使い勝手です。置き換えるとなると結局はノートパソコンの形に先祖返りするという本末転倒な道をたどるしかないかなぁ〜・・・という気はします。

 今後の技術革新に期待します。

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